治験のこと

ここでは、治験のこと に関する情報を紹介しています。
どちらも、同じ方の治験薬での提訴のニュースです。

毎日新聞
http://mainichi.jp/select/science/news/20090114dde041040015000c.html
読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090114-OYO1T00564.htm?from=main3

人ごとではありません。私も今のがんセンターに来たばかりの頃、治験患者でした。この方はどうして亡くなってしまったのか、は、この記事を読む限りその因果関係はまだよく分かりません。
 ただ、病院側がどのように説明し、患者とその家族がどこまで理解し、納得して治験に参加したのか・・・・・きっとその間にかなりの温度差があったのかとは思われます。この方のご冥福を心よりおお祈りいたします。

ここからは、あくまでも私個人の事です。

以前にも書いたことですが。。。。

私はがんセンターに紹介され、初めての診察で治験の話が出ました。紹介された元の市民病院の外科医とがんセンターの消化器内科の先生は、同じ医大の先輩後輩の間柄、卒業してもずっとお付き合いをしているそうです。
 なので私ががんセンターに診察に行ったとき時には、もうそう言うシナリオが出来ていたのでしょう。

治験とはその名のとおり、まだ日本では認めてられない薬を実験的に使う物です。私の場合は飲み薬を毎日一錠ずつ。それと同時に認可されている点滴三種類を、2週間に一回点滴投与することとなりました。

どんな薬でも言えることですが、必ず副作用やデメリットはあります。特に抗ガン剤の場合は、同じ薬であっても一人一人副作用の出方が違います。認められていない薬は本当にどんな副作用が出るか分かりません。

なので、ガン以外の病気がない、と言うことが前提になります。心臓病や高血圧、糖尿病、脳梗塞・・・そう言う人には使えません。前もっていろんな検査をします。本人や医師が治験を希望してもこういう病気が見つかれば使えません。

私の場合は幸いにも検査結果は良く、翌週から治験が始まりました。もちろん治験のデメリットのことは良く聞きました。後が怖いし、一歩間違えれば死に繋がります。

ただ、メリットもあるんです。それは金銭面。私の場合は認可されている抗ガン剤と治験に関わる検査の費用が無料になります。それに一回通院するたびに7,000円の交通費補助。

保険に入っていない私には、これはとても助かる話です。デメリットよりもこのお金のことのほうが嬉しい・・・・・・・・心のどこかにそれがあったのも本音です。後から知ったのですが、認可されている薬だけでも一回投与に付き、薬12万円かかるそうです。

しかし、副作用は思っていた以上でした。吐き気の他に血圧が高くなりも毎日のように激しい頭痛に悩まされました。血圧を抑える薬で頭痛は治まりましたが、今度は高熱が出るようになりました。

その原因の一つに抗ガン剤の他にポート挿入が考えられます。二度目のポートですが、1度目も熱で外さざるを得ませんでした。

二度の点滴投与後、高熱の他に白血球が無くなり、その場で緊急入院となりました。熱も下がらず白血球増加のための注射を打ち・・・・・。40日近く入院したのですが、結局は治験をあきらめざるを得ませんでした。主治医はその間、二度ほど治療をあきらめたそうです。何をすればいいのかが分からない。抗生物質の投与と白血球の注射以外に方法がなかったのでしょう。

でも私は助かった。主治医もホッとしたと思います。一歩間違えれば、「治験患者、がんセンターで死亡」と、私のニュースになったかもしれない。

ガン専門の病院ですので、治験患者は多いです。治験コーディネーターという方がいるほどです。ホームページにも治験参加者を募集しています。

参加することは大いに結構なこと、だと私は思います。白人や黒人との違いはあるかとは思いますが、欧米では認可されている薬が日本では使えないと言うことが多々あります。私の薬もそうでした。

でも、日本で認可されていない・・・・・難しいことだとは思いますけど・・・・薬を使うと言うことは、それだけ危険が伴うことです。メリットとデメリット、良く病院側と話し合い、患者本人と家族が納得するまでは絶対に参加はする物ではないと思っています。目先の事にとらわれないで・・・・。

でも、治験という治療方法もまた一つのやり方です。新しい薬を認可させるためには大事なことだと思います。それで助かる人、新しい薬を待ち望んでいる人は大勢いる筈ですから・・・・・・。

ただ、メリットばかりを聞くのではなく、デメリットも充分理解し、分からないところは医師によく質問し、両者が納得した上でないと、治験は難しいんです。また、それだけ信のおける先生でないと行けない。医師もこの患者をなんとしてでも助けてあげたい、そう言う信頼関係が無いと治験は成り立ちません。

とりとめのないことを書きました。ではまた次回。

このプログが私の気晴らしと生きる力になる場でありますように。
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コメント
この記事へのコメント
こんばんは
このような記事を読むと、どうしても患者側は弱いなと思えてしまいます。
私もそうですが、医師の説明も副作用の話より効果の方が耳に入ってきてしまいます。
重いリスクを背負わなければならないがんの薬。それだけがんはやっかいな病気なんだなと思い知らされますね。
2009/01/18(日) 21:17 | URL | ゆな #-[ 編集]
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